トップページ>不眠症の人は本当は寝ている？

不眠症に悩んでいて、一睡もできないと
医師に相談する人の多くは、
実際は自分でも気付かないうちに数時間は眠っているのです。
しかし、自分では寝たという意識や記憶がないだけなのです。
これを睡眠状態誤認といいます。

不眠症に悩んでいる人は
自分は寝ていないと信じ込んでしまっていて、
本当は眠っているのに
自分は一睡もしてないと信じてしまっています。
人の心と体は一心同体です。
病は気からといわれるように、
人間の体は気持ちの持ちようで良くも悪くもなります。
実際はしっかりと眠っているのに
自分は眠れていないと心が信じてしまうと
肉体的にも身体的にも異常が出てきてしまいます。
大事なのは、実際に眠ったかよりも
自分自身が眠ったと感じることができるかなのです。

不眠症の人は本当眠っているのに、
家族や医師に指摘されると否定する傾向があります。
不眠症に悩んでいるのだから、実際は眠っているなんて嘘だ
と絶対に認めたくないのです。
こうした気持ちが、眠っているはずなのに自分はずっと寝ていない
という精神的な寝不足というような状態となり、
自分は不眠だと強く思いこむようになってしまいます。

自称不眠症の人を納得させるには、熟睡している様子を
ビデオに撮ってその映像を本人に見てもらうのが
1番効果的な方法です。
実際に眠っているから心配ないと医師に言ってもらうと納得します。
不眠症の原因は、本人心の中にあることが少なくはないのです。