トップページ>睡眠薬での不眠対策法

睡眠薬は、就寝時の寝付きの悪さを改善することだけを
目的にしているものではありません。
なかなか眠れない入眠障害を解消するのはもちろんのこと、
眠っても途中で目が覚める中途覚醒、
明け方早くに目が覚めてしまう早朝覚醒、
良く寝た気がしない熟眠障害といった
様々な不眠の症状を解消することを目的にしています。

とはいっても、睡眠薬は薬の作用によって
不眠の症状を和らげるものであって、
不眠の原因そのものを解消するものではありません。
睡眠薬自体には、不眠を根本的に治療する働きはないのです。

しかし、不眠の状態をそのままにしておくと、
精神的・身体的につらいですし、日常生活に支障をきたします。
そのために、睡眠薬をうまく利用し、不眠の症状を和らげて、
生活の質を改善することは有効になってきます。

睡眠薬を活用することで眠りを確保し、
不眠の原因そのものを解消したり、
うまく対処する方法を身につけることで、
不眠を根本的に治療することができます。

もし不眠で困っているならば、
症状の程度によっては睡眠薬の利用も
選択肢の一つに入れてみることも考えてみてください。
もちろんのことですが、専門の医師の診断を仰ぐことが大切です。

しかし、眠れないからといって、睡眠薬だけに頼るのはいけません。
まずは、生活を改善したりして、
自分で原因を解決することから始めましょう。